不動産コラム【相続税の基本とその対策】
2024.11.14
こんにちは!
マイホームです!
今回は相続税について配信していきます。
相続税とは?
相続税は、親や親戚が亡くなったときに、その財産を受け継ぐときにかかる税金です。
ちょっと難しそうに聞こえるかもしれませんが、基本を押さえればスムーズな相続手続きを進めることができます。
相続税の計算とは
相続税の計算は以下のステップで行います
- 相続財産の評価:現預金、不動産、有価証券などの財産を計算します。
- 基礎控除額の計算:相続財産の評価額から基礎控除額を差し引きます。
- 相続税額の算出:控除後の課税対象額に税率を適用して相続税額を算出します。
- 各人の納付税額の算出:相続人ごとに納付すべき税額を計算します。
実際に計算してみる
相続税の計算方法について簡単に説明しますね。
- 遺産の総額を計算:
- まず、故人が所有していたすべての財産(現金、預貯金、不動産、株式など)を合計します。
- 生命保険金や退職手当金も含めますが、これらには非課税枠があります(500万円×法定相続人の数)。
- 基礎控除額を差し引く:
- 基礎控除額は「3000万円 + 600万円×法定相続人の数」で計算されます。
- 例えば、法定相続人が3人の場合、基礎控除額は4800万円となります。
- 課税遺産総額を計算:
- 遺産の総額から基礎控除額を引いた金額が課税遺産総額です。
- 法定相続分で分ける:
- 課税遺産総額を法定相続分に従って各相続人に仮に分けます。
- 相続税率を適用:
- 各相続人に分けた金額に対して相続税率を適用し、税額を計算します1。
- 相続税の総額を計算:
- 各相続人の税額を合計して、家族全体の相続税額を求めます。
- 実際の相続割合で分ける:
- 最後に、実際に相続した割合に基づいて、各相続人が負担する相続税額を決定します。
相続税の負担軽減策
相続税の負担を軽減するための方法として、以下のような対策があります
- 生前贈与:生前に財産を贈与することで、相続税の対象となる財産を減らすことができます。
- 生命保険の活用:生命保険金には一定の非課税枠があり、これを利用することで相続税の負担を軽減できます。
- 小規模宅地等の特例:一定の条件を満たす宅地については、相続税評価額を大幅に引き下げることができます。
まとめ
相続税は複雑な制度ですが、事前に知識を持っておくことで、スムーズな相続手続きを進めることができます。
専門家のアドバイスを受けながら、適切な対策を講じることが重要です。
弊社は相続に関するご相談も承っております。
専門の士業と提携し、皆様のサポートを全力で行いますので、どうぞお気軽にご相談ください。
次回のコラムもお楽しみに!!