お盆休みに、家族で話しておきたい「実家」と「これから」のこと
お盆になると、久しぶりに家族や親戚が集まる機会が増えます。
食事をしながら昔の話をしたり、近況を話したり。
そんな何気ない時間の中で、少しだけ「実家のこれから」について話してみませんか?
「まだ元気だから大丈夫」
「実家のことは、まだ先の話」
「兄弟みんなで何とかするだろう」
そう思っているうちに、時間だけが過ぎてしまうケースは少なくありません。
実は、空き家は「相続してから考える」では遅いことも
総務省の「令和5年住宅・土地統計調査」によると、全国の空き家は900万2千戸。
住宅全体に占める割合は13.8%で、過去最高となっています。
さらに、賃貸・売却用や別荘などを除いた、いわゆる「その他の空き家」も385万6千戸に上ります。
つまり、
「誰も住まなくなった実家を、どうするか」
という問題は、決して一部の家庭だけの話ではありません。
実家が空き家になってから、
「誰が管理する?」
「売る?残す?」
「兄弟の誰が相続する?」
「そもそも、いくらくらいで売れる?」
と話し始めると、家族それぞれの考えが違っていることもあります。
だからこそ、家族が集まるお盆は、意外と良いタイミングです。
そして、知っておきたい「相続登記」
2024年4月1日から、相続によって不動産を取得したことを知った相続人は、原則として3年以内に相続登記を申請することが義務になりました。
正当な理由なく申請を怠った場合は、10万円以下の過料の対象となる可能性があります。
また、2024年4月1日より前に相続した不動産で、まだ相続登記をしていない場合も対象となり、原則として2027年3月31日までに相続登記が必要です。
「実家だから、家族の中では誰のものか分かっている」
だけでは、手続きが完了していることにはなりません。
お盆に家族が集まったら、
「実家の名義って、今どうなっている?」
と確認してみるだけでも、将来のトラブルを防ぐきっかけになります。
「売る」と決めなくても大丈夫です
相続や空き家の話をすると、
「すぐ売らないといけないの?」
と思われるかもしれません。
もちろん、すぐに結論を出す必要はありません。
大切なのは、
「今の家をどうする選択肢があるのか」を知っておくこと。
たとえば、
・そのまま住み続ける
・家族の誰かが住む
・賃貸として活用する
・建物を解体して土地として活用する
・売却する
など、不動産の状況によって選択肢は変わります。
また、相続した空き家を売却する場合には、一定の要件を満たせば、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる「空き家の3,000万円特別控除」があります。
この特例は適用期限や建物・売却方法などの要件がありますので、「うちも対象になるのかな?」という段階で早めに確認しておくことが大切です。
お盆に、家族でこの3つだけ話してみませんか?
難しい相続の話をする必要はありません。
まずは、
① 実家は将来どうしたい?
② もし誰も住まなくなったらどうする?
③ 家や土地の名義・現在の価値を知っている?
この3つだけでも十分です。
「まだ先の話だから」と何もしないことより、
「まだ元気なうちに、一度話しておこう」
という小さなきっかけが、将来の家族の負担を減らすことにつながります。
今年のお盆は、昔話のついでに。
「そういえば、実家って将来どうする?」
そんな一言から、家族の未来について話してみてはいかがでしょうか。
不動産のことで、分からないことがあれば
「売るつもりはないけれど、今の価値だけ知りたい」
「実家が空き家になったらどうすればいい?」
「相続した土地をどうすればいいか分からない」
「兄弟で話す前に、選択肢だけ知っておきたい」
そんなご相談でも構いません。
すぐに売却を決める必要はありません。
まずは「知ること」から。
株式会社マイホームでは、不動産の売却・相続・空き家についてのご相談を承っております。
お盆休み、家族が集まるこの機会に、
「実家のこれから」を少しだけ話してみませんか?
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